お知らせ
- 2024.10.4覚醒プロジェクト2023年度活動報告書を作成しました。
- 2024.7.21令和5年度 覚醒プロジェクト成果報告会を開催しました。
- 2024.4.15令和5年度 覚醒プロジェクト中間報告会を開催しました。
- 2024.2.8ABCI見学会を開催しました。
- 2024.1.24研究実施者によるキックオフイベントを開催しました。
- 2023.12.8本年度の採択者が決定しました。
- 2023.10.16応募受付終了しました。
生成AI時代の独創的な研究開発を募集
「覚醒」プロジェクト
とは?
活用することにより、ディープテック分野の独創的かつ斬新な研究開発を推進し、
社会課題解決にチャレンジするプロジェクトです。
令和5年度は、AI技術やバイオインフォマティクスを活用した、
以下の研究開発テーマを幅広く募集しました。
本プロジェクトのポイント
本プロジェクトへの応募から
研究開発終了までの流れについて
審査・採択・契約
PM等による審査を経て、採択者を決定します。
採択者・研究テーマ・担当PM(敬称略)
研究実施者 | 所属 | 研究テーマ | 担当PM |
---|---|---|---|
大村 拓登 | 東京大学大学院 | タンパク質の高精度シミュレーションに向けた,大規模データセットの作成と量子化学的性質を反映した機械学習モデルの開発 | 瀬々 潤氏 |
助田一晟 澤野 晋之介 | 東京大学大学院 | JMed-LMM:医療分野における大規模マルチモーダルモデルの開発 | |
中里 朋楓 | 東京大学大学院 | 透明性向上のための偽情報や誤情報の流通メカニズムや影響に関する実証研究 | 大西 正輝氏 |
小島 駿 | 東京大学大学院 | セマンティック・セキュアな通信プロトコル設計 | 金崎 朝子氏 |
野﨑 雄斗 大嶽 匡俊 加藤 大地 廣岡 聖司 | 東京大学大学院 | 日本語版の世界観を崩さないアニメの自動吹き替え | |
笹崎 海利 松井 智一 | 奈良先端科学技術大学院大学 | 行動認識に向けた発話による宅内マイクロ行動クラス表現の検討 | 井本 桂右氏 |
藤村拓弥 | 名古屋大学大学院 | 精度と安定性を両立した異常音検知手法の開発 | |
塩原 楓 | 東京大学大学院 | 動画と自然言語を繋ぐ基盤モデルの創成 | 牛久 祥孝氏 |
藤井 亮宏 | 東京大学大学院 | 深層学習を使った条件付き逆問題解法によるマテリアル開発で,カーボンニュートラル社会の早期実現を目指す | |
染谷 大河 スコット アトム | 東京大学大学院 名古屋大学大学院 | マルチエージェント移動・行動系列が入力可能な大規模マルチモーダルモデルの開発 | 谷中 瞳氏 |
中田 亘 関 健太郎 | 東京大学大学院 | 音声対話システムにおける表現力豊かな音声合成のためのデータセット整備と大規模言語モデルの言語知識の活用 |
研究実施期間
PMからの指導・助言を受けながら、プロジェクトを進めます。PMや外部有識者らが参加する中間報告会なども実施します。
令和5年11月~令和6年7月
成果発表・評価
進めてきたプロジェクトの成果を、成果報告会を通じて、社会に発信します。研究期間終了後は、PMや同期の研究実施者らとネットワークを形成し、さらなる高みを目指します。
イベント開催報告
2023年12月10日
令和5年度 覚醒プロジェクトキックオフイベントを開催しました。
当日は、全11組の研究実施者から14名と、スーパーバイザーの松原仁教授をはじめ、6名のPM(大西正輝、井本桂右、牛久祥孝、金崎朝子、瀬々潤、谷中瞳の各氏)が参加。各研究実施者が、これからスタートする研究についての発表を行いました。
各自の発表に対しては、PMや他の研究実施者から多くの質問やコメントが寄せられました。発表のあとは懇親会を催し、カジュアルな雰囲気の中での交流も行いました。
このキックオフイベントは、研究実施者たちが今後およそ8カ月間にわたって研究を始めるにあたり、PMや他の研究実施者と交流することで、自身の研究の参考や、モチベーションアップにつながることを目的に開催しました。今後もいくつかのイベントを通して、研究実施者の研究を後押ししていきます。
2024年2月8日
ABCI見学会を開催しました。
研究実施者を対象に、ABCIの見学会、研究発表会を開催しました。
ABCI内部を詳しく見学するのは、本事業ならではの取り組みです。中田秀基上級主任研究員(産総研デジタルアーキテクチャ研究センター)の説明に参加者は興味深々な様子で、たくさんの質問が出ていました。
見学会後に行った、坂東宜昭主任研究員(産総研人工知能研究センター)による"爆速ABCI講座"は、参加者にとっては、目から鱗でした。
2024年4月13日~14日
令和5年度 覚醒プロジェクト中間報告会を開催しました
令和5年度 覚醒プロジェクトに採択された研究実施者による研究が始まって、5か月ほど経ちました。それぞれの研究も折り返し地点を通過した4月中旬、各研究実施者がこれまで進めてきた研究の進捗や途中の成果を発表する中間報告会を行いました。
全11組の研究チームから14名と、スーパーバイザーの松原仁教授をはじめ、6名のPM(大西正輝、井本桂右、牛久祥孝、金崎朝子、瀬々潤、谷中瞳の各氏)が参加したこの会は、合宿形式で2日間開催され、自らの発表はもちろん、他者の研究内容に刺激を受けたり、担当外のPMと交流を深める機会となりました。
各研究実施者の発表は、あらかじめ割り当てられた時間で行われ、発表ごとにPMや他の研究実施者から多くの質問やコメント、アドバイスが寄せられました。
2024年7月21日
令和5年度 覚醒プロジェクト成果報告会を開催しました
令和5年度覚醒プロジェクトの研究期間終了が間近となった7月21日、産業技術総合研究所臨海副都心センター別館にて、研究実施者による成果報告会が行われました。約8か月の研究期間に実施してきたそれぞれの研究成果や、これからの目標が発表されました。
令和5年度採択者全11組の研究チームから14名と、6名のプロジェクトマネージャー(大西正輝氏、井本桂右氏、牛久祥孝氏、金崎朝子氏、瀬々潤氏、谷中瞳氏)、令和6年度採択者から12名、令和6年度受入研究者が参加し、発表はもちろん、採択年度の違う研究者同士、担当外のPMとのネットワーキングなどの良い機会となりました。
各研究実施者の発表は昼食をはさんで長時間にわたり、それぞれPMから多くの質問、これまでの成長に関するコメント、アドバイスなどが寄せられました。
実施機関
国立研究開発法人産業技術総合研究所
株式会社角川アスキー総合研究所(事務局運営機関)